こんにちは。川口市前川にある内科「前川クリニック」です。
夏場に「急に激しいお腹の痛みと下痢が襲ってきた」と思ったら、その後を追うように高熱が出て体力を消耗してしまう……。これは、夏に急増する「細菌性胃腸炎(いわゆる、お腹の風邪・食中毒)」の典型的なパターンです。
冬場に流行するノロウイルスなどの「ウイルス性胃腸炎」とは違い、夏場は気温の上昇とともに増殖する「細菌(バクテリア)」が原因となるため、大人の患者様でも高熱が出やすく、症状が非常に激しくなる特徴があります。今回は、夏の細菌性胃腸炎の症状の特徴と、当院での治療について解説します。
■ 夏の細菌性胃腸炎を引き起こす「主な原因菌」と症状
夏の胃腸炎は、主に以下のような細菌に汚染された食品を口にすることで感染します。
・カンピロバクター(鶏肉など)
加熱不十分な鶏肉(焼き鳥や鳥刺しなど)や、バーベキューでの生焼け肉が主な原因となります。感染してから症状が出るまで「2〜5日」とタイムラグがあるのが特徴で、忘れた頃に38度〜39度近い高熱と、下痢、強烈な腹痛が走ります。
・サルモネラ(卵・お肉など)
激しい腹痛、下痢、吐き気とともに高熱が出ます。夏場の生卵や、お肉の管理不足が原因となることが多いです。
・黄色ブドウ球菌(おにぎり・お弁当など)
調理する人の手の手荒れ(化膿した傷口など)から食品にウイルスが移り、増殖します。食品の中で菌が作った「毒素」を食べるため、食後「1〜5時間」という非常に短い時間で激しい嘔吐と下痢に襲われます。(熱はあまり上がらないことが多いです)
【重要】当院の発熱外来は「事前予約制」です
腹痛や下痢を伴う発熱であっても、当院の発熱外来(診察時間を分けた安全な隔離動線)での診察となります。院内感染防止のため、以下のリンクより事前予約をお願いいたします。
