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咳や発熱、大丈夫?今知っておきたいコロナとインフルエンザの特徴

最近、周りで体調を崩されている方が増えていませんか?

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザの両方が流行しています。どちらも発熱や咳などの症状が出ることが多く、「ただの風邪かな?」「もしやインフルエンザ?それともコロナ?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、それぞれの特徴と、体調が気になったときにどうすればよいかについてお伝えします。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザ、主な違いは?

どちらも感染すると、発熱、咳、喉の痛み、全身のだるさといった風邪に似た症状が現れます。しかし、最近の新型コロナウイルス感染症は、以下のような特徴が見られる場合があります。

新型コロナウイルスの特徴

  • 喉の痛み: これが最も訴えの多い症状の一つです。ひどい場合は、ものが飲み込みにくくなるほどの強い痛みを感じることもあります。
  • 微熱が続く: 高熱ではなく、37℃台の微熱が数日間にわたって続くケースが少なくありません。
  • 一晩だけ熱が出る: 「夜に38℃以上の熱が出たけれど、翌朝には平熱に戻った」という、発熱が一時的で軽度なケースも増えています。

潜伏期間: 感染から発症までの期間は、インフルエンザよりもやや長い傾向にあります。(インフルエンザは1〜3日程度、コロナは2〜7日程度)

インフルエンザの特徴

  • 急激な発症: 突然の高熱や関節痛、筋肉痛などの全身症状が比較的急激に現れることが多いです。
  • 典型的な症状: 一般的に、悪寒、高熱、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛が強く現れます。

ただし、これらの特徴はあくまで一般的なものであり、症状だけでは正確な区別は難しいのが現状です。

 

体調が気になったら、どうする?

「もしかして?」と感じたら、まずは無理をせず、ご自身の体調を注意深く観察しましょう。

  • 外出を控えましょう: 症状がある場合は、周りの人にうつさないためにも、可能な限り外出を控えましょう。
  • かかりつけ医に相談を: 息苦しさや高熱が続くなど、症状が重いと感じる場合は、早めにかかりつけ医や地域の医療機関に電話で相談しましょう。自己判断で無理をせず、医師の指示を仰ぐことが大切です。
  • 検査キットの活用: 自宅で検査できるキットも販売されています。適切に使用することで、一つの目安になりますが、キットの結果だけで判断せず、症状が続く場合は医師に相談することをおすすめします。

日頃からできる予防策

流行期を乗り切るためには、基本的な感染対策が何よりも重要です。

  • 手洗い・手指消毒: こまめな手洗いやアルコール消毒を心がけましょう。
  • マスクの着用: 人混みに行く際や、症状がある場合はマスクを着用しましょう。
  • 十分な休養と栄養: 免疫力を高めるために、バランスの取れた食事と質の良い睡眠をとりましょう。

困ったらいつでも受診ください

前川クリニックでは、発熱の有無、初診再診問わず広く受診を受け入れています。

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